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二十四節気とは?2020年の二十四節気の一覧と日にちを紹介

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旧暦で取り入れられた二十四節気あるいは雑節は、季節の目安や年中行事という形で、日々の生活に根づいています。
二十四節気の読み方は「にじゅうしせっき」と読みます。

みほし
みほし
「にじゅうしせっき」の漢字ですが、「二十四節気」は、なぜ「季」ではなくて、「気」を使うのですか?
れん
れん
季という漢字は訓読みで「すえ」と読んで、使い方それによって、「最後の」「の終わり頃」といった意味となると考えられます。節季という熟語は「一年の終わり=年末」「それぞれの季節の終わり頃」などといった意味を表しています。二十四節気の節気はそういう意味ではありませんから、節季というような言葉は使いません。二十四節気は気候の節目としてあると言えます。気候の節目、節と考えられる気候だから節気になります。

目次
  1. 二十四節気とは季節の節目を表すもの
  2. 二十四節気
  3. 1月:小寒 しょうかん 1月5日頃
  4. 1月:大寒 だいかん 1月20日頃
  5. 2月:立春 りっしゅん 2月4日頃
  6. 2月:雨水 うすい 2月19日頃
  7. 3月:啓蟄 けいちつ 3月5日頃
  8. 3月:春分 しゅんぶん 3月21日頃
  9. 4月:清明 せいめい 4月5日頃
  10. 4月:穀雨 こくう 4月20日頃
  11. 5月:立夏 りっか 5月6日頃
  12. 5月:小満 しょうまん 5月21日頃
  13. 6月:芒種 ぼうしゅ 6月6日頃
  14. 6月:夏至 げし 6月21日頃
  15. 7月:小暑 しょうしょ 7月7日頃
  16. 7月:大暑 たいしょ 7月23日頃
  17. 8月:立秋 りっしゅう 8月7日頃
  18. 8月:処暑 しょしょ 8月23日頃
  19. 9月:白露 はくろ 9月8日頃
  20. 9月:秋分 しゅうぶん 9月23日頃
  21. 10月:寒露 かんろ 10月8日頃
  22. 10月:霜降 そうこう 10月23日頃
  23. 11月:立冬 りっとう 11月7日頃
  24. 11月:小雪 しょうせつ 11月22日頃
  25. 12月:大雪 たいせつ 12月7日頃
  26. 12月:冬至 とうじ 12月22日頃
  27. 五節句と雑節

二十四節気とは季節の節目を表すもの

現在の暦ということは明治6年に採用されたものになります。それより前の日本では長期に亘って「月日」を月の満ち欠けをひと月とする太陽暦で、「季節」を太陽の動きを根拠とした太陽暦で示す旧暦を用いてきたのです。旧暦においては、四季に加えて、1年を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)、72等分した七十二候があって、季節の変化をこまやかに意味することで農作業などの指標としていたわけです。

このうち二十四節気は、現在でも季節の節目になるとよく用いられることから、ぜひとも覚えておくことをおすすめします。

二十四節気

1年を24等分した二十四節気を1月から12月まで順に紹介します。

1月:小寒 しょうかん 1月5日頃

manner51541本格的に寒くなる少し手前。小寒は「寒の入り」ともいわれ、立春までの約1ヵ月が「寒の内」です。

 

2020年の小寒は1月6日月曜日となります

1月:大寒 だいかん 1月20日頃

manner515000二十四節気最後の節で、1年でもっとも寒い時期です。一方で少しずつ日が長くなり、春に近づいてきます。

 

 

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睦月1月の年中行事は初詣に七草や鏡開き、小正月、大寒など睦月の陸むについては、1年のはじまりを祝うお正月に、親族が一緒に集い、親しみを深めるという意味が込められているというわけです。睦月(むつき)については、陰暦・旧暦の1月のことをいい、グレゴリオ暦では1月下旬から3月上旬頃の初春のことになります。睦月(むつき)と呼ばれる1月の年中行事を確認しておきましょう。...

2020年の大寒は1月20日月曜日となります

2月:立春 りっしゅん 2月4日頃

manner51445次第に春めいてくる頃となります。二十四節気で最初の節となります。八十八夜や二百十日などは立春から数えます。

 

2020年の立春は2月4日火曜日となります

2月:雨水 うすい 2月19日頃

manner51465まだ雪は残るものの、氷は解け、雨が雪に変わる頃で、農耕の準備をはじめる目安となります。

 

 

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如月の2月は節分や針供養、バレンタインデーなどの年中行事如月の由来には諸説あり、寒さが厳しくなる時期なので、これまで以上に衣を重ねて着る「衣更着(きさらぎ)」となったとも言われています。...

2020年の雨水は2月19日水曜日となります

3月:啓蟄 けいちつ 3月5日頃

manner51874冬眠していた虫たちが、春の気配を感じて地面に現れはじめる頃となります。日ごとに陽気が良くなります。

 

2020年の啓蟄は3月5日木曜日となります

3月:春分 しゅんぶん 3月21日頃

manner518662昼夜が同じ長さになる日です。春分を境に、本格的な春が訪れます。

 

 

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弥生の3月はひなまつりやお彼岸やホワイトデーなどの年中行事弥生(やよい)には、草木がより一層生い茂るといった意味があります。夢見月(ゆめみづき)というような別名で呼ばれることもあります。...

2020年の春分は3月20日金曜日となります

4月:清明 せいめい 4月5日頃

manner5186441花が咲き、蝶が飛び、鳥がさえずり始めるころです。すべてのものが生き生きとする季節の訪れを表しています。

 

2020年の清明は4月4日土曜日となります

4月:穀雨 こくう 4月20日頃

manner51685穀物を潤す春の雨が降る頃です。降雨の終わりには茶摘みや種まきの目安となる八十八夜が訪れます。

 

 

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4月の卯月にはエイプリールフールやイースター、花祭りと十三参りが年中行事卯月(うづき)には、うつぎの花が白く咲く時季そのことから、卯月と言われるようになったという風説が一般的です。夏葉月(なつはづき)であったり花残月(はなのこりづき)という呼び方をされるケースがあります。...

2020年の穀雨は4月19日日曜日となります

5月:立夏 りっか 5月6日頃

manner51452草木がぐんぐん成長し、夏の気配が漂い始めます。子供の成長を祝う端午の節句もこの頃となります。

 

2020年の立夏は5月5日火曜日となります

5月:小満 しょうまん 5月21日頃

manner514421日に日に暖かく、いのちが満ちていく頃です。秋にまいた麦に穂がつき、梅の実が膨らみ始めます。

 

 

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皐月はメーデーや八十八夜、こどもの日と母の日が年中行事田植えで大忙しとなる時期で、早苗を植えることもあって「早苗月(さなえづき)」などとよばれることもありますが、「さつき」と略されてよばれるように変わってきました。...

2020年の小満は5月20日水曜日となります

6月:芒種 ぼうしゅ 6月6日頃

manner5144456日差しが十分に暖かくなる頃で、昔から稲や麦など、穂の出る作物の種をまく目安とされています。

 

2020年の芒種は6月5日金曜日となります

6月:夏至 げし 6月21日頃

manner513321年でもっとも日が長くなる頃です。夏至以降、日に日に暑くなります。

 

 

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水無月は衣替えシーズンや父の日や入梅が年中行事水無月は月でいうと6月です。農作業をすべて終えた月を意味して「みなしつく月」が略されて「みなづき」となったという説があったり、暑さで水が無いといういいつたえから水無月となったといういわれもあります。...

2020年の夏至は6月21日日曜日となります

7月:小暑 しょうしょ 7月7日頃

manner51214梅雨があけて本格的な夏を迎える頃です。日差しは強くなり、暑中見舞いを出しはじめる頃です。

 

2020年の小暑は7月7日火曜日となります

7月:大暑 たいしょ 7月23日頃

manner511141年でもっとも暑い時期です。花火や風鈴、土用うなぎなどの夏の風物詩が暑さを和らげてくれます。

 

 

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文月の7月は七夕、お中元、土用や山開き・海開きが年中行事詩や歌というような文を笹に飾って七夕様をまつるとされる七夕の慣習から「文月(ふづき)」と言われるようになったというような説もあるのです。...

2020年の大暑は7月22日木曜日となります

8月:立秋 りっしゅう 8月7日頃

manner51412暑さの中にも、ほんの少し秋の気配が垣間見える頃です。暑中見舞いは立秋の前日までに出します。

 

2020年の立秋は8月7日金曜日となります

8月:処暑 しょしょ 8月23日頃

manner514333暑さが少しずつ和らぎはじめ、明け方や夕方などに秋の気配を感じます。作物の収穫も間近になります。

 

 

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葉月の8月はお盆や立秋、終戦記念日や処暑などが年中行事木々の葉が舞い落ちる「葉落月」が略されて「葉月」になったという説が有力です。異名は旧暦ということなので、秋に由来しています。...

2020年の処暑は8月23日日曜日となります

9月:白露 はくろ 9月8日頃

manner514244朝夕に大気が冷えて、草木に露がつく頃です。ようやく残暑も終わり、本格的な秋が始まります。

 

2020年の白露は9月7日月曜日となります

9月:秋分 しゅうぶん 9月23日頃

manner5188456秋のお彼岸の中日です。昼と夜の長さが同じになり、秋分以降は夜長になります。

 

 

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長月の9月には重陽の節句や敬老の日、お月見が年中行事日を追うごとに夜が長くなる時期となるため、「夜長月」が語源となり、菊が美しい季節ということもあり、菊咲月(きくさづき)という異名もあります。...

2020年の秋分は9月22日火曜日となります

10月:寒露 かんろ 10月8日頃

manner5188775空気に寒さが混ざりはじめ、草露が冷たく感じられます。空気が澄んで空が高く感じられます。

 

2020年の寒露は10月8日木曜日となります

10月:霜降 そうこう 10月23日頃

manner51887662秋が終わる頃です。朝方や夕方などにはぐっと冷え込むようになり、山では霜が降り始めます。

 

 

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神無月の10月は体育の日やハロウィンなどが年中行事となります神無月の由来については旧暦の10月になると、全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神様が留守になるといわれていたことにより、「神無月」とよばれるようになりました。...

2020年の霜降は10月23日金曜日となります

11月:立冬 りっとう 11月7日頃

manner51887331山里に冬の寒さが忍び寄る頃です。日はいよいよ短くなり、木々は葉を落として寒々と見えます。

 

 

七五三
七五三とは?参拝はいつするものなの?年齢と数え年ではどっち?七五三いうものは日本の古くからの恒例行事で、毎年晩秋がくると話題に上りますが、いよいよ自分の子供が七五三の行事に加わる年齢まで達した時に、思いのほか知っているようではっきりわかっていないことが多いものです。一例として、正式なお参りの時期あるいは祝う年齢は「数え年」か「満年齢」にするべきかであったり、分からない場合どのようにしたらよいのでしょうか。そういうわけで今回は、七五三はなに?時期はいつ?満年齢・数え年のどっちでおこなえばいいの?などの疑問について調べてみたいと思います。...
七五三
七五三は数え年?満年齢?早生まれの場合はどなるの?七五三で少し悩むのが、七五三は何歳の時に祝えばいいのか?という疑問です。古くからある行事だから数え年?かな?とか、満年齢で祝うのがいいのかな?とか。着物もレンタルするのだから間違えたくはないですよね。今回は満年齢か?数え年か?では自分の子どもの七五三はいつなのか?はたまた早生まれの場合はどうなるの?の疑問について書いてみたいと思います。...

2020年の立冬は11月7日土曜日となります

11月:小雪 しょうせつ 11月22日頃

manner51887221本格的な寒さにはまだ遠いものの、少しずつ肌寒くなり、北国や山の頂に雪が降りはじめます。

 

 

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霜月の11月は文化の日や酉の市、七五三や小雪などの年中行事11月になると本格的に霜が降り、寒さが厳しくなる時期なので、「霜月」あるいは「霜降月」と呼ばれています。...

2020年の小雪は11月22日月曜日となります

12月:大雪 たいせつ 12月7日頃

manner51887485北風が吹いて寒さが厳しくなりはじめます。山々に降る雪も次第に多くなります。

 

2020年の大雪は12月7日月曜日となります

12月:冬至 とうじ 12月22日頃

manner5188745511年で一番昼が短い日となります。かぼちゃを食べる、柚子湯に入るなどの習慣もあります。

 

 

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師走の12月は正月事始めやお歳暮、クリスマスや大晦日が年中行事12月の師走では一年の終わりの月となり、慌ただしくなります。僧(師)でさえも走り回るので、「師走」と呼ばれるようになったと言われています。...

2020年の冬至は12月21日月曜日となります

五節句と雑節

旧暦においては、二十四節気・七十二候だけに限らず、季節の節目を意味する五節句と雑節があります。

五節句は当初から邪気を払う時に用いる儀式だったのです。

雑節は農作業の判断材料として、より明確な季節の変化を知るために用いられていたわけです。

現代ではいずれにしても年中行事ということで親しまれています。

五節句

  • 人日(じんじつ)の節句は1月7日
  • 上巳(じょうし)の節句は3月3日
  • 端午(たんご)の節句は5月5日
  • 七夕(しちせき)の節句は7月7日
  • 長陽(ちょうよう)の節句は9月9日

雑節

  • 節分は2020年2月3日月曜日
  • 八十八夜は2020年5月1日金曜日
  • 入梅は2020年6月10日水曜日
  • 半夏生は2020年7月1日水曜日
  • 二百十日は2020年8月31日月曜日
  • 土用は2020年1月18日土曜日、4月16日木曜日、7月19日日曜日、10月20日火曜日
  • 彼岸は2020年9月19日土曜日
ABOUT ME
弐壱(niichi)
社会に放り出された瞬間に年中行事や冠婚葬祭の常識やマナーがわからなくって、自分は常識のない人なの?って不安だし、周囲からの目が気になって消極的になる自分が嫌なもんでした。学校でもなかなな冠婚葬祭のマナーなどは習うことがなかったし、そこまで重要と思ってなかったんですよね(*'▽')社会人になって仕事内容以外で恥をかくことも多々ありました。胸を張って年中行事や冠婚葬祭で立ち回れるように、趣味ネタを交えながら備忘録としてこのサイトをゆるーく更新していこうと思います。同じような思いをしているあなたのお役に立てれば幸いです。