マナー

文月の7月は七夕、お中元、土用や山開き・海開きが年中行事

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詩や歌というような文を笹に飾って七夕様をまつるとされる七夕の慣習から「文月(ふづき)」と言われるようになったというような説もあるのです。

みほし
みほし
七夕にはお願いしたい事がたぁぁぁぁぁくさん!ありすぎて短冊では収まり切りません!
れん
れん
願い事の欲張り過ぎも美星さんらしい♪

7月の年中行事

7月の年中行事

7月1日山開き、海開き
7月1日頃半夏生
7月7日七夕
7月7日頃小暑
7月初旬~お中元
7月17日祇園祭
7月第3月曜日海の日
7月20日土用
7月20日頃~暑中見舞い
7月23日頃大暑

山開きと海開き

むかし登山は神聖な行軍であったため、一般庶民が自由に山を登るというのは禁じられていたのです。しかし、夏になったら「山開き」といった神事を行なって、夏の一定期間だけは登山を解禁されていました。その風習が現在にも伝えられており、夏休み前の7月1日に、行楽中の無事を願い、安全を祈願するために、各地の山で山開きがとり行われているのです。

さらに、山開きにならい、海や川でも、「海開き」「川開き」がなされるようになりました。

七夕

五節句のひとつである七夕は中国の星座伝説に由来しているというわけです。天帝の娘、職女(しょくじょ)織姫は人並み外れた機織りの技を持っていましたけども、天の川の向こうにいる牽牛(けんぎゅう)彦星と恋に落ち、機織りをやめてしまったのです。けれど二人は天帝の怒りを買い、7月7日の夜だけ会うことを許されたのです。

このような伝説から、古代中国の宮廷では 7月7日に女性の裁縫や手芸の上達を望んで牽牛星と職安星を祀る「乞功奠」という行事を行うようになりました。日本国内に伝わった時期は定かではないですが、「万葉集」にほ牽牛星と織女星の伝説を元にした歌が残されているというわけです。

また、日本には、村で選ばれた女性が水辺の機屋にこもり、神の訪れをお祈りして着物を織るという「棚機女(たなばたつめ)」という風習があって、「七夕」の語源とされています。

七夕の願い事の仕方はどうすればいいのか

青・黄・赤・白・紫の5色の折り紙で短冊や飾りを作って、短冊に願い事を書き込みます。前日の夜に笹竹につけてべランダなどに飾り、7日の夜には片付けた方が良いでしょう。

土用

もとは土用ということは、立春、立夏、立秋、立冬の18日前のことを意味していたのですが、現代にあっては立秋前の土用だけが残り、夏の土用といわれています。 暑さが厳しい時期にうなぎを食べるっていうのは、夏バテ防止の他に、土用の18日間にある丑の日(凶日)に、「う」のつくものを食べて邪気を払うという江戸時代からの習慣に由来しているというわけです。

お中元

お世話になっている人や仕事の取引先に、日頃の感謝の気持ちを伝える贈り物をする習慣です。相手の自宅に持参するのが正式ではありますが、最近ではデパートなどから配送するのが一般的になっています。 贈る時期は7月初旬から15日までとされていますが、地域によっては月遅れの8月に贈る場合もあります。

暑中見舞い

猛暑の時期に、相手の健康を気づかい、自分の近況を知らせるために、はがきを送ります。送るのが立秋のあとになる場合は「残暑見舞い」になります。8月未までに届くように送りましょう。

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葉月の8月はお盆や立秋、終戦記念日や処暑などが年中行事木々の葉が舞い落ちる「葉落月」が略されて「葉月」になったという説が有力です。異名は旧暦ということなので、秋に由来しています。...
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弐壱(niichi)
社会に放り出された瞬間に年中行事や冠婚葬祭の常識やマナーがわからなくって、自分は常識のない人なの?って不安だし、周囲からの目が気になって消極的になる自分が嫌なもんでした。学校でもなかなな冠婚葬祭のマナーなどは習うことがなかったし、そこまで重要と思ってなかったんですよね(*'▽')社会人になって仕事内容以外で恥をかくことも多々ありました。胸を張って年中行事や冠婚葬祭で立ち回れるように、趣味ネタを交えながら備忘録としてこのサイトをゆるーく更新していこうと思います。同じような思いをしているあなたのお役に立てれば幸いです。