葬儀をした後に知人から聞いたり、喪中のハガキでその事実を知ったりすることもあるのではないでしょうか?
色々な事情があったりして、すぐに駆けつけられない事もあると思います。
そこで今回は、亡くなった事を後日知ったらどうすれば良いか・お悔みの言葉や香典の金額についてお伝えします。
訃報を葬儀後に知った場合の対応は?
どうしましょう。
ご無沙汰してしまった幼馴染から年末に「喪中ハガキ」が届き、彼女の母親が亡くなったということを知りました。
ほんとお世話になったので香典る供えたいけれど、どうしたら良いのでしょうか……。
よく聞く話です。
まずは幼馴染に連絡をとって、お悔やみを述べたほうがいいでしょう。
彼女はもとより遺族の方々を気づかう言葉も忘れることなく伝えましょう。
電話などで言葉を伝えることが難しいと感じる方は、メールやラインなどで伝えても構いません。
幼馴染の実家へ出向き、墓参りをして手を合わせるのがべストではありますけれど、遠かったり時間に余裕がなければ、故人への感謝と冥福を祈る気持ちとして香典か供物を「心ばかりのものですが、お供えください」とお伝えして、お送りしてもかまわないでしょう。
葬儀が仏式と分かり、お金を包むなら四十九日を過ぎているので表書は「御仏前」とします。
品物ならば表書を、「御共」「御供物」として、水引は黒白の結びきりで。
葬儀が仏式かどうか分からない場合は、仏教だけが使用する線香は避けてください。
また、かけ紙も蓮の模様がないものを。予算は3,000円~5,000円が適当です。
葬儀が済んでら喪主がすべきこと
まずは香典返しの準備をしましょう。
会葬者名簿を基に、通常は四十九日法要(忌明け法要)が過ぎたら挨拶状とともに返礼をします。
目安は、一般的に香典の“半返し” といわれますが、実際には三分の一から半分を返す方が多いようですね。
喪中ハガキはいつまでに誰に出せばいいの?
喪中のため年賀状を欠礼する旨の「喪中はがき」を出します。
毎年、年賀状交換している人に11月中旬ころから、遅くとも12月初旬には届くように準備しましょう。
故人が二親等内までの場合は出す人が多いようです。
ただ、仕事の関係先や故人との面識のない友人などには、例年の通り年賀状を送る人が増えています。
喪中を知らせていなかった相手から年賀状が届いた場合は、松の内(1月7日)が明けてから「寒中見舞い」を送りましょう。
まとめ
訃報を知ったら、すぐに連絡を入れて平素の無沙汰を詫びつつ、お悔やみの言葉をつたえましょう。
宗派のルールにのっとって香典か供物の手配をとりましょう。