お焼香には、様々な方法があります。
普段から葬儀に馴染みがないため、なかなか覚える機会がないと思います。
一般的に、立礼焼香は葬儀会場での葬儀、座礼焼香は自宅や寺院での葬儀、回し焼香は会場が狭い葬儀や参列者が多い葬儀で行われます。
ここでは、改めてお焼香のマナーや基本的な手順についてご紹介しておきましょう。
通夜・葬儀での焼香のしかた
みほし
焼香の仕方がよくわかりません。
いつも、前の人がやったとおりにマネしているけど正しいのかな?
いつも、前の人がやったとおりにマネしているけど正しいのかな?
れん
基本を身に付けておけば安心できますから確認しておきましょう。
ひとまず葬儀の流れをかんたんに理解しておくことをおすすめします。
式が始まる10分前には会場へ到着するように心がけて、受付で香典を渡して記帳を済ませます。
案内係に誘導された席で静かに待ちます。
私語は厳禁です。
僧侶の読経が始まって、進行係の合図にしたがって喪主や近親者から順に焼香をおこないます。
余談ですが焼香は仏教における供養の一つの方法です。
会葬者にとって気になるのは、焼香のしかたではないかと思います。
宗派によって微妙に異なりますが、基本的なふるまいは一緒のことです。
焼香の最初と最後に遺影に向かって一礼する。
最低限、ここだけは忘れずにいてください。
神式の場合は玉串(榊の枝に細片をつけたもの)を祭壇に捧げますが、細かい作法は神官や他の参列者にならっておこなえば間違いないでしょう。
数珠は使いません。
仏式の焼香に代わるものとして、キリスト教式では献花をおこないます。
しかしこれは日本だけでされている習慣みたいです。
焼香の基本を身につけておこう
気になる焼香の基本をみにつけておきましょう。
- 順番が来たら、左手に数珠を持って祭壇前へ移動します。
- 遺族と僧侶に一礼してから、焼香台に近づき遺影に向かって一礼します。
- 右手の親指、人差し指、中指の3本で抹香(お香の粉)をつまんで、額の前に持っていきます。
つまんだ抹香を指でもみながら香炉にくべる。この所業を宗派ごとに定められた回数だけおこないます。 - 左手に数珠をかけて合掌し、故人の冥福を祈念してから、一歩下がり遺影に一礼します。
- 再び遺族と僧侶に一礼してから席に戻りましょう。
焼香まとめ
大事なことは、故人の冥福を祈る気持ちです。
焼香を所業を繰り返すとともに
焼香の前後で遺影への一礼と合掌を忘れずにおこないましょう。
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