キャンプ用品にはたくさんの道具があって、たくさんの荷物を持ち出して楽しむ便利なキャンプもあるけど、なんだかスマートじゃないんだよなぁ・・と感じている方もいるのではないでしょうか?
自分で選んだ厳選道具を持ってシンプルに楽しむ。これが、今のキャンプスタイルではマッチしたスタイルです。
キャンプにはモノがないくらいが心は豊かになる
キャンプは本当に楽しい。
使える道具は限られていて、料理をするのは屋外になるため、電子レンジで「チン!」なんてことはできないですから、また、寝るのは大地の上。
日々の暮らしやホテルに宿泊する旅行に比べると、とんでもなく不便を感じるはずなのに、なんだかその状況までも楽しんでしまえるのがキャンプの魅力ですね。
必要最小限の限られた道具を選んで、自分で使いこなし、自分でその環境での暮らしづくりをして、人生の体験や経験を増やしていくことこそ、キャンプの魅力でもあり、喜びとなるんです。
普段から便利なものに囲まれ、便利なものが溢れた豊かな現代なのですが、近年では物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさを求める時代に移り変わってきています。
大自然の中でちっぽけな暮らしを営むキャンプは、野外で過ごす時間の豊かさと気持ちよさも合わさって、大きな満足感を得られる体験となります。
あまりにもモノがあふれる時代だからこそ、シンプルにキャンプを楽しむスタイルが受け入れられているのではないでしょうか。
便利なものを「放棄」することではなくて「厳選する」ことで少ない道具で暮らしを楽しむことが、キャンプの魅力でありモノがなくても豊かで楽しい時間を体験してもらいたいです。
キャンプに欠かせない3つの要素
なによりも贅沢な自然環境

普段の環境とはガラリと変わった大自然の中に身を置くと、開放感と心地よさを体感することができ、心身共にリラックスできるものです。
日々忙しく働く普段の生活では、なかなか味わえないとびきりの大自然に囲まれ昼夜を過ごすキャンプにおいて、キャンプ地の自然環境はとても大切です。
自然に恵まれた素敵な環境に自分の身を委ねれば、キャンプは既に大成功!「清流の音が聞こえ、マイナスイオン効果を感じる」とか「鳥のさえずりが心に沁みる」とか「木々を抜ける風が心地いい」など自分の感性に従い自分自身のお気に入りのキャンプ地を見つけ出してみてください。
焚火は眺めているだけでも贅沢な時間

昔は個人の庭でも草木を焚火しているのを見たことがあるのではないでしょうか。最近ではすっかり見ることもなくなり、木の燃えるにおいや揺らめく炎をじっと眺める機会も皆無に等しいと思います。
しかし、焚火はいいものです。満天の星空の下で火を焚いて過ごす夜は最高です。なにかをするでもなく、ただ揺らめく炎を眺めながらお酒を飲むだけで、不思議と気持ちが安らぎ、日常の時間からは切り離された別の時間が流れる。
焚火をするためにキャンプする人も多いでしょう。焚火の温もりを感じて過ごす時間が嫌という人もそういないでしょう。
便利な道具がなくても、焚火さえあればキャンプはとても豊かになります。
自分だけの必要最小限の道具

道具はあればあるだけ便利で快適ではあるものの、すべて必要なわけではありません。
便利であれば家にいるのと変わりません。
あれもこれもと荷物を増やしてしまうと機動力が損なわれますから、必然的に道具は絞り込まれると思います。
また、カメラやギター、本など自分だけのオリジナルチョイスでキャンプを楽しむのも醍醐味です。


























