結婚式などでお願いされるのがスピーチや余興。
断るのも失礼になり、かといって長い付き合いで関係を築いてきたとなると断りづらいものですよね。
そんなスピーチや余興が上手くいくコツを紹介します。
門出を祝う大事な式で恥をかかないためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
スピーチや余興のコツ
私、結婚式でスピーチをお願いされてしまいましたぁ~
私も聞きたいものです
スピーチの内容は頼まれた関係性や新郎新婦との関係性にもよりますが、学生時代の友人か、それとも職場の同僚なのか、部下なのか。
どういった立場でスピーチをするのかをしっかりと踏まえて、事前に原稿を準備しましょう。
本番までには声に出して読む練習も忘れずに。
当日では原稿を見ながらスピーチをしても失礼にはなりませんが、終始下を向いて原稿を朗読するなんてことはやめましょう。
背筋をピンと伸ばして、ややゆっくりと話しましょう。
一本調子にならないよう抑揚をつけてスピーチをすると、聞きやすく上手に聞こえてしまうものです。
余興は招待客の視線が集まる披露宴の華となります。
和やかな雰囲気の中、二人の門出をお祝いするために、場を盛り上げる大事な役目を担っています。
くれぐれも気を付けたいのは、内輪だけで受けるネタや芸、あまりにも品のない行為は避けましょう。
なるべくなら、参加者全員が楽しめる内容が余興としては最高のものとなります。
余興も長すぎると飽きられてしましますので、セッティング込みで10分程度が目安ですよ。
歌や演奏などは定番ですが、最近では映像を使用したものも人気があります。
事前に新郎新婦やウエディングプランナーなどと打ち合わせをして、映像とともにナレーションで演出するのも多くなっています。
スピーチで大切な5つのポイント
- お祝いの言葉
新婦の場合は旧姓ではなく、名前で呼びかける - 自己紹介
新郎新婦との関係を述べる - 人柄とエピソード
新郎新婦の人柄がにじみ出るエピソードの紹介 - はなむけ・激励の言葉
今後の結婚生活に向けて、変わらない付き合いやいっそうの活躍などを願う言葉 - 結びのあいさつ
暴露話や別の異性との出来事、会社の自慢話などは場がしらけてしまうので避けましょう。時間は3分以内で800字から1000字程度を目安にするのがちょうど良いでしょう。

まとめ
心得ておきたいのは、お祝いする気持ちと話があまりにも長くなり過ぎないこと。
たとえ内容が幼稚なものとなっても、年齢層の異なる出席者の誰もが楽しめる内容のものをスピーチすると和やかなものになるでしょう。
くれぐれも忌み言葉や暴露話、自分自慢や会社自慢にならないように気を付けましょう。
