結婚式に忘れてはいけないのが「結婚ご祝儀」。
ご祝儀金額の相場は自身の関係性によっても違います。また、袱紗は必要なのか?といった基本マナーもなかなかわからないものです。
結婚式に恥をかかないためにも、今一度確認しておきましょう。
ご祝儀はいくら包んだらいいかな?
結婚祝い(ご祝儀)はいくらくらい包んだら恥をかかずに済むのででしょうか? とても悩ましいところですよね。
ある程度の相場を把握しておくようにしたいものです。
海外ウエディングや新郎新婦の故郷などで挙式をするケース、もしくは嫁ぎ先など遠方で挙式をする場合などというような、先方が交通費や宿泊費を負担してくれるときは通常の相場でよいでしょう。
自費ならばご祝儀を相場の半額程度にするなど少なめに包むとよいでしょう。
結婚式に招待されたけれど、やむを得ない事情で欠席するとしたら、出席した場合の半額~3割程度が多いようです。
このごろ、水引の豪華なご祝儀袋が増えていますが、中に包む金額とのバランスを考えて選びましょう。
ご祝儀袋だけやけに立派なのは、むしろ恥ずかしいものです。もう一つ注意したいのは、ご祝儀袋を裸で持ち連ぶこと。
フォーマルな席の代表的な催事、結婚式では袱紗を用意しておきましょう。
ご祝儀の目安は贈る相手との関係性
ご祝儀は奇数がスタンダードでしたが、近頃ではぺアを表す「2」や末広がりの「8」は問題なし。
どうしても気になる場合は、2万円を包むなら1万円札1枚と5千円札2枚で計3枚にして包むとよいですね。
お札は必ず新札を包むようにしましょう。
ご祝儀には新札、ピン札どちらを使用しても良いのですが、抜かりなく手渡すなら「新札」を準備するほうがいいですね。
新札を入手する手段
銀行で両替してもらう
両替時に記入する用紙にある備考欄に「新札」と記入しておけば新札で両替してくれます。
郵便局で両替してもらう
郵便局の窓口で新札希望の旨を伝えれば新札の両替をしてくれます。
銀行に設置してある両替専用ATMを利用する
銀行にもよりますが、両替のできるATMがあります。

祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包むのが常識
上着のポケットやバッグからむき出しの祝儀袋を取り出すのは、あまり褒められた姿ではありません。
差し込み式の簡易タイプもあるので、袱紗をもっと活用しましょう。