エンディングノートを準備する際に、病気や介護が必要になったとに家族に伝えておきたいことを記載して準備しましょう。
万が一、病気や介護について記しておけば、家族も対応しやすくなるのはもちろん、あなたにとっても穏やかな老後を過ごすことができるはずです。
体調のこと、服用している薬のことやアレルギーのことなど、伝えておくべきことをエンディングノートに記載して備えましょう。
エンディングノートに健康状態を書いておく?
■薬やアレルギーがあることを自分しかしらない
■介護を受ける際に伝えておきたいことがある
■介護施設ではどのように生活したいのか伝えておきたい
健康や福祉のことをエンディングノートで伝える
ートにまとめておくことで、家族の相続の手続きがスムーズになります。
体調はいつ何時、急に変化してしまうかわかりません。常日頃から自分の健康情報を詳細に記載しておくと、対応する家族や医者、介護施設の方の対応があなたに合ったものになります。
手荷物や財布などにも健康についてのエンディングノートのページをコピーして持っておくと、突然倒れたときにも対処がスムーズです。
記載する内容のチェック項目

健康保険証の番号
介護保険証の番号
血液型
アレルギーについて
健康上の注意点
かかりつけの病院名
診療科
担当医の名前
持病や飲んでいる薬のリスト
薬の置いてある場所
認知症に備えたエンディングノートの準備

認知症は他人事ととらえてしまいがちですが、思いがけない病気やけがによって発症してしまうこともあります。
そのまま、介護が必要となってしまう場合もあります。
今の元気なうちに、家族による介護を受けるのか、介護施設で介護を希望するのか、ヘルパーに依頼して自宅で介護を受けるのかを想定して希望を書き記しておきましょう。
勿論、家族との相談も必要になってきますから、よく話し合って備えておきましょう。
日々の生活の中で、物忘れが多くなったり、食べた献立が思い出せない、意思の疎通がうまくいかないといった感覚があれば、任意後見人にエンディングノートがある旨を知らせておきましょう。
認知症に備えた忘れやすいこと
ペット
飼っているペットの世話について、突然倒れてしまって入院した場合に、主の帰りがないままペットが放置されてしまいます。
ペットのかかりつけ病院やペット保険の連絡先などもエンディングノートに書いておきましょう。
いざというときには世話を頼める人にはお願いをしておきましょう。
メッセージ、形見分けの希望
個人的にメッセージを残す場合は相手にがわかるよにしておき、エンディングノートにはその存在があることを記しましょう。
形見分けについても、品名と相手の名前が分かるようにエンディングノートに記しておきます。
まとめ
脳梗塞や痴呆症など、自分は大丈夫と他人事にせずにエンディングノートに触れておきましょう。
もしもの時に、どんな老後を過ごしたいのかを希望して、1秒でも処置が可能なようにあなたの健康状態がわかるようにしておきましょう。
エンディングノートに記しておくだけでも、気持ちにゆとりができます。
今回まとめたページの健康状態については、コピーなどを取っておいて、普段持ち歩く財布や保険証と一緒にしておきましょう。