結納金はそもそも何のために贈るものなのか?
結納金の始まりはどうういうことから始まったものなのかを知っておくのはどうでしょうか。
また、結納金はどのくらいの金額が相場なのでしょうか。
今回はその様な疑問に役立てればと思い記事を作成してみます。
結納金と結納返しの相場に悩んでいる人
■結納金と結納返しとは?
■結納金の相場はいくらくらい?
■結納金の額を決めるポイント
結納金と結納返しとは?
結納金ということは男性から女性に結婚の支度金ということで贈られるもので、結納品では「金包(きんぽう)」と呼ばれます。
その結納金に対して、女性から男性にお礼という形で贈ることが結納返しだとされます。
結納返しは、結納品の数を減らすなどというような、男性側より一段控えめに用意するのが一般的です。
古い時代では、婚約の記念として男性から女性に帯を贈り、女性から男性に袴を贈っていたので、結納金を「御帯料」や「小袖料」と呼んで、結納返しを「御袴料」と呼ぶこともあります。
結納金の相場はいくらぐらいがベスト
結納金の金額相場とされているのは、一般的に男性の1ヵ月分の給料の約3倍分に相当する50万から100万円が相場なのですが、地域や家の考え方などによって異なります。
大事になってくるのは、今後の生活に支障がないように、無理のない範囲内で用意することが重要だと言えます。
近年では結納金を省略するというようなケースも増えていますので、両家でよくコミュニケーションを取りたほうがいいでしょう。
結納金は、割れるという意味がある偶数は避け、50万円、70万円、 100万円などのキリのよい奇数の金額を包みます。
さらには、結納金をいただいたら、その受け取った金額の半額程度を「結納返し」という形でお返しするというのが通例です。
結納金を準備する場合には、結納返しにおいても考慮するようにするといいでしょう。
・結納金の相場は給料の3ヶ月分が一般的
・割れるとという意味の「偶数」金額は避ける
・結納返しは結納金の半額程度が一般的
結納金の額を決めるポイント
結納金は50万円~150万円の間が一般的です。
では実際に自分はどのくらいの額を結納金に充てればいいのか?
そこで考える参考ポイントをご紹介しましょう。
地域の風習や家の考え方を考慮する
結納金に関しての考え方は地域や家などにより異なります。
そのこから、地域の相場に合わせたり、親戚の時にはどの程度の結納金額にしたのかを聞いてみるのもよいでしょう。
結納金は基本的に男性側が用意するものになりますから、金額は男性側で決めます。
そして、結納金は「家」として贈ることになりますので、男性自身が負担する場合でも、両親と話し合って決めておくほうが変な揉め事がなくて済みます。
月収や貯蓄を考慮する
結納金は男性側が準備して渡すものとなります。
したがって、結納金の金額を決める際には男性の収入や貯蓄額などを考慮して、無理のない範囲で用意することが大切です。
結納金以外にも結婚式や新婚生活、新婚旅行など結納金以外にも必要なお金も考慮しておかなければいけませんよ。
まとめ
・結納金ということは男性から女性に結婚の支度金ということで贈られる。
・結納金に対して、女性から男性にお礼という形で贈ることが結納返しだとされます。
・結納金は、割れるという意味がある偶数は避け、50万円、70万円、 100万円などのキリのよい奇数の金額を包む。
・結納金の相場は給料の3ヶ月分が一般的。
・割れるとという意味の「偶数」金額は避ける。
・結納返しは結納金の半額程度が一般的。
・金額は男性側で決める。
・結納金の金額を決める際には男性の収入や貯蓄額などを考慮して、無理のない範囲で用意することが大切。